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羽陽男山のこだわり
男山が男山であるために、私たちには様々なこだわりがあります
米へのこだわり
何といっても酒は米からできるもの。地酒であるからには地の米にこだわります。酒造り専用の美山錦・出羽燦々はじめ掛け米としては特栽米はえぬきなど、耕作者の顔の見える米を使用するように心がけています。また社員の圃場で栽培した新品種米での試験醸造などにも取り組んでいます。
水へのこだわり
山形市は蔵王山系より発して最上川に流れ込む馬見ヶ崎川の扇状地に位置し、良質で豊富な地下水にめぐまれています。 水質は米とともに酒の発酵や味に影響を与えますが、敷地内の地下100メートルから汲み上げる水はミネラル分を多量に含む硬水で、キレのよいすっきりとした辛口酒を醸し出します。
人へのこだわり
良質な米と清冽な水を原料に、麹菌や酵母菌が活動してできるのが酒ですが、これらの微生物をコントロールするのはあくまで造り手である人間です。知識と経験の集積、そしてそれを支える情熱が結果としてよい酒を醸します。当社は常に研鑽を怠らずおいしい酒造りに邁進します。
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よくあるご質問
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全国にたくさんある「男山」は関連会社ですか?ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、「男山」というお酒は全国各地にたくさんあります。 北海道は旭川の北海男山さん、岩手県の陸奥男山さん、宮城県の伏見男山さん、於茂多加男山さん、福島県の開當男山さん、新潟県の根知男山さんなど、本当にたくさんあります。 なんでそんなにたくさんあるのか。以下私どもで聞いている事を書いてみます。あくまで一説に過ぎませんので、お気をつけください。 室町時代頃までは酒は高価で庶民の口には入りませんでした。奈良県などのお寺で作られていた酒が代表的です。しかし時代が下ってきますと、兵庫県は伊丹のあたりで、庶民でも飲める清酒が造られはじめます。 江戸時代に入ると、伊丹の酒「剣菱」「男山」が江戸の町で圧倒的な人気を博しました。今に伝わる仕込み唄にも「酒は剣菱男山」という一節があるほどで、浮世絵などにも「剣菱」「男山」は頻繁に登場します。 「男山」という銘柄はそのように人気のあるものでしたので、東北など後発で清酒造りを始めた地域では、伊丹「男山」にあやかって、「うちは山形の男山」などと名乗ったものでしょう。ですので「男山」の前には必ず小印(「羽陽男山」なら「羽陽」の部分)が付いています。 「男山」という銘柄自体は京都岩清水八幡宮に由来する名前で、全国各地の「男山」は今も岩清水八幡宮とつながりを持っています。
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